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たとえば最初からその世界を否定して
自分から壁を作ってたらきっと一人になる。

歩み寄れずに、孤立する。

でもこの方がいいんだ、
自分はその方が楽だって思い込んで
益々、自分だけの世界が作られる。

そして、一人で生きていけるような気持ちになる。

だけど、
いくら強がって壁をつくろうとしても
人の本当の優しさに触れたとき、
その壁は簡単に崩れる。 

一人のほうがいいっていうのは
みんなでいたい気持ちを諦めるために自分自身についた嘘なんだって気づく。

一人きりで生きれば
孤独さえ感じないのではなくて
自分の孤独にさえ気がつかなくなる。

自分を必要としてくれる人がいて居場所が見つかって、その人の想いで自分が動かされる。

誰にも侵食される事のなかった孤立した世界が少しずつ変化していく、考えさせられるミステリーでした。



乙一さんの本は2冊目🤗
言葉のセンスがおもしろいです!