大屋夏南 公式ブログ

大屋夏南(おおや かな) 1987年11月10日生まれ。ブラジル生まれ、3歳迄ブラジルで育つ。 その後、家族と静岡にて生活。 17歳の時にオーディションにてファイナリストになり、モデルデビュー。 以後、ストリートファッション誌を中心にモード誌などでも活躍。 19歳の時にParisに単身留学。パリコレに出たいとオーディションを受け、 落選し続けるも、再度Parisに向かい、 2008年秋に念願の「BERNHARD WILLHELM 2009SS」のパリコレに出演。その後、帰国。日本にてモデル活動を再START。 人気雑誌ViViモデルとして活躍後、グラマラスのレギュラーモデル、PEACH JOHNイメージモデルへ。 現在は、人気雑誌Ginaでレギュラーモデル、数々の雑誌に出演し、 ファッションイベントや、TVでも活躍中。 ライフスタイルBOOK「K」(ぶんか社)が絶賛発売中。



今日は夕方の便で東京に帰る。
最後にとっておいた地中美術館も楽しみ。

でも私は激痛で目を覚ました。

昨日のディナーの時点で耳の痛みが気になっていた。
ベットに入るころには痛み止めを飲み
痛み止めが切れたとこで目が覚めた。

耳というか頭まで痛かった。
というか体中 痛い。熱だ。

なんだこれ。
痛い。痛い。いたーーーい!

朝ご飯なんてとてもじゃないけど行けない。
久しぶりに涙が出るほどの痛み。

予定を全部キャンセルして高松にある病院へ向かうことになった。

直島が…地中美術館が…

でも正直言ってそれどころじゃなかった。

フェリー乗り場から近くの耳鼻科へ。
保健証も持ってないからとりあえず応急処置だけでもしてもらおうと。

中耳炎だった。
ここを含め2つの耳鼻科でそう診断されたが後々 診断が間違っていたことが発覚する。平たく言ったらもっと痛いやつ。

痛み止めで少しマシな気分にはなってたけど飛行機が不安だった。

軽い処置を受けてから、先生のアドバイスは離着陸の時にガムを噛むこと。
あっという間に診察は終わった。

耳鼻科の下はわりと有名なうどん屋さんだった。
せっかく香川県にいるし、地中海美術館も見れなかったし
今日はグルテン解禁日にして美味しいうどんを食べよう。

普通のうどん屋さんだったけどローカルの人で混み合っていた。
もう何年もうどんを食べてないからなんなんならちょっと緊張までした。

さすがうどん県、美味しかった。
うどんってこんなに美味しかったっけ?

ご機嫌だったのは束の間で熱がどんどん上がってきた。
まずい。これはまずい。

フライトの3時間も前に空港に向かいゲートの前でひたすら待つ。
痛みは増すばかり、熱は上がるばかり。

飛行機は言うまでもなく激痛でやっとの思いで家にたどり着く。
こんなに長く感じたフライトは久しぶりだ。

楽になったかも、少し熱下がった気がする。
測ってみると38度。うん、寝よう(笑)

正しい診断を受けるまでこの痛みと戦うことになるけど
計画不足と耳のハプニングで見逃したことだらけなのが心残りだった

また絶対行く。
今度はちょっと涼しくなった時がいいな。
今度は綿密な計画を立てるのだ。うん。

今年は日本の良いところをたくさん見に行こう

ちなみに今 私はブラジルに居て、次の旅ブログはブラジル編になるのでお楽しみに




今日は月曜日。直島は休島日だ。
ベネッセハウスミュージアム以外はほぼお休み。
朝食に向かう途中チェックアウト済みの部屋ばかりで少々びっくりした。

やっぱりみんな月曜日に帰るんだ。
みんなちゃんと調べてるんだなー。

豊島の休島日は火曜日。
やっぱり世の中って週末が楽しくなるようにできている...。
職業柄 平日とか休日とか関係ない生活を10年以上 送ってると曜日感覚なんてほとんどない。

友達に誘われる時も「◯曜日 空いてる?」て聞かれてもわからないから「それ何日?」というやりとりはいつものこと。

人気のある場所に行く時は週末、祝日は混むから気にするになったのは割と大人になってからかな 。

さて今日も豊島に行く(笑)
なんだかすごく効率が悪いようだけど今日はやっぱり天気が悪く小雨。

昨日ランチしたご飯屋さんのお兄さんは島の天気は変わりやすいから天気予報はあてになりませんよなんて言ってたけど、当たった。

セブンでレインコートを買った。豊島では屋外にある作品が多いから邪魔になりそうな傘の代わりに。

小さい頃 雨の日に黄色のレインコートを着て学校へ行くのが大好きだったけど大人になったらレインコートでそうテンションは上がらないらしい。

帰りは芸術祭の期間中だけ運行する5時過ぎのフェリー。
昨日の疲れか朝食後に寝落ちし出発が遅くなったから時間があまりない。

今日は豊島美術館と他のアートも見に行こうと決めていた。
プランを組み(何度も言うようだけどこの旅では綿密なプランが必須)港から昨日とは逆回りのバスに乗る。

昨日はお腹がいっぱいで諦めた冷凍みかんが食べごろになるのが待ちきれなかった。

目的のバス停で降り地図をくるくるしながら歩き出す。
向かっている最中何かがおかしいことに気づく。

ん?あれ?

なんと見に行きたかった作品を違う作品と勘違いしていた...。

来た道を戻りまたバス停へ。
バス停のベンチで冷凍みかんを食べる。何年ぶりかに食べた冷凍みかんの美味しさったら。

やっとお目当の作品のバス停に着き、歩き始める。
地図を確認した時からバス停から作品まで少し距離があることはわかっていた。

でもこんなに遠いと思わなかった(笑)

しかも体を前のめりにしないと後ろにひっくり返りそうなほど急な上り坂。

Googleマップで確認するとまだまだまだまだ先。

明日は豊島の休島日。
帰りのフェリーまで時間がない
でも、もう一度 豊島美術館に行きたい。

んー...

よしっ。引き返そう。
その作品を潔く諦めた。

豊島美術館のバス停に着いたのはフェリー出発まで45分
豊島美術館の閉館まで15分
港まで行くバスの時間まで15分ほど
そして豊島美術館の最終入館は15分前

閉まってるーーーーーーー!!!!!!

受付のお姉さんに閉館時間までには絶対に出るからどうにかなりませんかとお願いをしたら今回だけ特別にと入れてくれた。
順路を回ってると間に合わないから逆回りさせてもらって念願の母型に。

母型に入ると焦りとか疲れを忘れてスーッと気持ちが穏やかになる。

出なくちゃいけない時間まであと数分。全力で"今"に集中した。

小走りでバス停に向かう。
このバスを逃したら最終のフェリーに間に合わずホテルに帰れないことになる。

バスの時間に間に合い、港に着いたのはフェリーの出発まで15分くらい。
係りのお姉さんに「あそこにとまっているのは直島行きですか?」と聞くと「違いますよ」と。

そっか、じゃああれが出発してから直島行きのフェリーが来るならまだ時間あるな。
アイスクリームでも買おうかな。

直島行きのフェリーの出発予定時刻に近づくにつれて何かがおかしい。
例のフェリーがそれまでに出発する気配がない。

んー。やっぱりなんか変。

係りのお姉さんじゃなくてあのフェリーのお兄さんに聞いてみよう。
乗るはずのフェリーの時間まであと2分。例のフェリーまで走っているとお兄さん達が出発準備を始めた。

「すいません、これ直島行きじゃないですよね?」と聞くと「そうですよ。これが最後です」

!!!!!!!!!!!!

「乗ります!」

乗って息を整えているとチケットありますかとお兄さんが来た。
ハプニングでチケットを買っていなかったら、僕 買ってくるんで座っててくださいとお兄さんとっても優しい。

「いくらですか?」と聞くと「2000円です」

!!!!!!!!!!!!

昨日 乗ったフェリーの約3倍。
普段 運行しているものとは違い特別に運行しているものは割高らしい。

今日は全体的に下調べが足りなすぎる(笑)

いい勉強になりました。。。

(今回の旅 気持ちの余裕ゼロで全然 写真 撮れてなくて、レインコートを着た私のとてもシュールな写真1枚でごめんなさい )

続く


豊島まではフェリーで20分ほど。
600円くらいだったと思う。

直島には宮浦港と本村港、豊島には家浦港と唐櫃交差点のそれぞれ2つずつ。

組み合わせは自由自在だけど出発する港のところに車や自転車を置いている場合や、宿があるときは間違えないように気をつけて下さいね。

滞在している島から違う島に行くときは帰ってくるフェリーがあるか確認をお忘れなく

割と朝 早くから動かないと「あ、行けるけど帰りのフェリーまで1時間もない…」
とかになっちゃう。

前のブログで綿密なプランが必要だって言ってたのはこのフェリーのこともそう。

晴れた日に豊島美術館に行きたいと思って思い切ったのにフェリーに乗っている間雲行きが怪しくなってきた。

あれ、あれ…?

豊島に着く頃にはどんより(笑)
ギリギリ雨 降ってないくらい。

ま、しょうがない。降ってないだけラッキー。

港からは島をぐるっと時計回りするバスと反対回りするバスがでている。

みんな目的地に合わせてバスを選ぶ。

直島、豊島に行ってみて驚いたのは外国から来ている人がとても多いこと。
4割くらいそうだったかも。

豊島でもレンタカー&サイクルがあったけど割高だったかな。

豊島美術館のバス停で降り、帰りのフェリーに間に合うバスの時間を確認して持ち時間を割り出す。

いつも気分で旅する私にはこの時間の計算の嵐がちょっとばかりストレスだった(笑)

豊島美術館は瀬戸内海を望む小高い丘の中腹にあり
バス停から豊島美術館に向かう一本道を歩いてると瀬戸内海がどーんと見えてとても素敵。

直島もゆっくり時間が流れているが豊島はもっとゆっくり。
田んぼや木々の匂いがどんどん気持ちを穏やかにさせる。

広い敷地内には受付とカフェ、そして「母型」と呼ばれる作品がある。
受付から母型はすぐそこなのだけど敷地をぐるっと回ってから辿り着く順路を案内された。

この順路がまた素敵で作品に辿り着くまでの気持ちをくすぐってくる。


5分強 歩くと母型の入り口に到着。
(ちなみに写真は受付の方から撮った母型)

係りの人に一通り注意事項を説明される。撮影や会話、大きな音を立てる行為は禁止。靴も脱ぐ。

床にある水や小石も作品の一部なので足元に気をつけること。

緊張しながら中へ


飛ばされた。

それが一番しっくりくる表現だと思う。
想像以上だった。

完全に異空間。捉えるのにちょっと時間がかかった。

どこまでいってもスムーズな"面"と人が立てる小さな音までも響かせる造り。
2つ空いた大きな穴から見える木々と空、床の小さな穴からほんの少しずつ流れ出る水が集まって流れていく様

美しい。

大きい方の穴に体を向けて座りボーッとする。
心地よかった。

陳腐な言い方だけどそこにずっと居たいと思った。

ただね、ここで現実に戻るわけですよ
あのフェリーに乗るからあのバスに乗らなくちゃいけない
ってことはそろそろ出なくては...
乗り遅れたら宿に戻れない。

明日また来ようと決めた。見足りないと思った。