私事ではありますが、妊娠致しました。
只今4ヶ月で、出産予定は来年の1月になります。
今の気持ちは素直に嬉しいのと、「どうしよう」という感情とでごちゃまぜという感じです。
夫のつるちゃんはたいそう喜んでいて、妊婦である私へのケアをこれでもか!というくらいしてくれるので非常に助かっています。
私の生きがいは仕事なのと、仕事をしないと生活をしてゆけないので、出産後も仕事はバシバシとやっていければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

でも、なんで「どうしよう」なのか。
ドラマとか漫画では、妊娠した女性は手放しで「やったー!」って喜んでいて、私もそうなるのかなって安直に思っていたのですが、頭の片隅に「どうしよう」がずっと居座っているのです。
そのあたりも詳しく、ここでご報告しようと思っております。

妊娠の発覚は、前回のCさんにお話を聞く前日の5月16日。
この連載の取材を去年の年末から始めていたのですが、いろんな方の話を聞くうちに「まだ、子どもが欲しいと自分では言い切れはしないけど、欲しいと少しでも思っているのは確かだ」と思い、さらに「欲しい、欲しくないって確信を持つのは今後もきっと無理なんだろう」とも思ったのであります。
そこで、とりあえず避妊をやめ、子どもができたら育て、できなかったら夫婦2人の生活を楽しむ、という方向性でいこうと年明けあたりで決めたのでした。

去年も「年齢的に子どもを作らないとヤバイのでは」という焦りがあったのですが、レギュラーを頂いた直後でもあり、すぐに妊娠してしまったら、それはそれで迷惑をかけるのではと勝手に自粛。でも、これを言っているといつまでたっても子作りなんてできないんですよね。マネージャーに「子作りは一応開始した」とだけ伝えたのであります(これは小っ恥ずかしい)。

でも、そうすると不思議なもので、それまではなんてことなく受け入れていた生理が来るたび、ちょっとがっかりした気持ちになったりしたのです。それを受けて「あ、私どんどん子どもが欲しいって思い始めている」と感じまして。子どもが欲しいって気持ちは、子作りを始めるとどんどん強くなるものなんだなと実感したのであります。

そんな日々を過ごしていたら、妊娠が発覚。不摂生な生活をずっと過ごしてきたし、年齢も若いとは言えない自分は妊娠しにくいんじゃないだろうかという気持ちでいたので、「嬉しい」の前に「はああ、よかった~」と不安からの開放が最初に押し寄せてきました。結構プレッシャーだったんだなあ。

それからは、バタバタ。
まず最初にしたのは病院選び。4年前姉の出産に立ち会い、その痛みを目にした私は「お金が高かろうが私がもし産むなら絶対無痛にしよう」と決心していたのであります(そうでもしないと妊娠中出産が怖くて鬱々としてしまったと思う。今から出産! 痛いの怖い! 逃げたい! という夢も繰り返し見ていた......)。また、産んだ後、姉に「あの痛みをもう一回味わうとしたらいくらでやる?」と聞いたら「一千万じゃ無理。一億やな」と言っていたので、無痛代はそう考えると安いもの(でも、全然安くないのだけど......はああ~どうしよ)。
都内の無痛分娩をやっている病院をネットで探し、姉にもいろいろ情報をもらい、完全無痛のところ(和痛でもなく、休日・深夜でも無痛で対応してくれるところ)に予約を入れたのです。また、完全無痛のところは人気が高く、分娩の予約を取るのも難しいと話で聞いていたので、一度病院に行ってそのまま分娩の予約を完了。里帰り出産も考えたのですが、宮城に初産で完全無痛のところが 本当に少なく断念、くうう......姉についてて欲しかったけど......。

そして、産婦人科帰りに今度は皮膚科へ。私は慢性蕁麻疹がありまして、毎日薬を飲まないと痒くて痒くて皮膚がボロボロになってしまうのですが、妊娠したら薬が飲めないという話を聞いていたので非常に不安だったんですよ。「どうしよう......」と思いながら先生に相談すると「妊婦でも飲める薬が何種類かあるのでそれに変えましょう」とあっさり解決。繰り返し、本当に大丈夫なんですよね? なんて聞きながら薬をゲット。よ...よかった......。ほかの薬にも妊婦OKのものがあるかはわからないけど、妊婦は何が何でもどんな薬もNGってわけじゃなかった......!

で、まだここで安心はできないんですよ。
流産の可能性はどの妊婦さんにも等しく15パーセントほど。めっちゃ高いのです。しかも、流産のほとんどと言われる初期の流産は、妊婦がいくら気をつけようが関係なく、ほぼ胎児の染色体異常が理由。流産って母親が安静にしなかったから......と母親が悪いという印象がどうしてもまだまだあるのだけど、そうではないのです。だから、逆に仕事も無理をしなければそのまま継続可能で、私もお医者さんにじっくり相談し、仕事も体に負担をかけない程度に継続していました。ただ、初期を過ぎたからといえ、切迫流産(流産になりかけている状態)という危険性も残っており、これも全妊婦さんの15%が経験すると言われています。その場合は仕事をするのも難しかったり入院になったりします。

ちなみに、流産の危険性が高い胎盤ができ上がる14週より前の段階、いわゆる妊娠初期は、この時期はつわりもあるし、流産の可能性が日々よぎって精神的にも不安定だし、出血も起こりやすかったりするしで気が全く休まらない。

でも、この時期って人にまだ「妊娠している」と言えない時期でもあって(言える世の中になると良いと思うのだけど、こればっかりは流産したときにそれをみんなに報告せねばならぬという妊婦のプレッシャーを考えるとやはり言えない、言いにくいもの)、本当にきついんですね。

私の場合は「食べづわり」という始終何かを食べていないと気持ち悪くなるタイプのつわり(こんなつわりがあるの知らなかった!)。最初、なんか気持ち悪いけど、自分のつわりがどのタイプがわからなかったので、収録中にトイレに駆け込んで吐いたこともありました。それから「食べづわりというやつかも」と気がつき、非常識だとわかっていながらも、2、3時間に渡る収録はグミを持参して、ちょこちょこ食べていたのです。傍から見たら「こいつ仕事中におやつを食ってる、仕事を舐めている」と思われても仕方がない行動。でも、こうしないと吐いてしまうと言い訳もできない。これは本当に辛かった、このせいで仕事がなくなったらどうしようと悩んで悩んで。

妊娠していることを言えないのは、その他にも、お世話になった人の送別会がタバコの煙だらけとか(一瞬だけ顔を出してすぐ帰ろうと思う、でもなかなか言い出せない)、友人の誘いに嘘をついて断るとか、つわりで気持ち悪い時に「ストレス?」と、みんなに余計な心配をかけるとか、友人と子どもが欲しいかどうかという話になった時に嘘をつかなきゃいけないとか、食べづわりのせいでぶくぶく太るのを「デブって思われているんだろうなあ」と悲しくなったりと、山盛りありました。
なので今、こうやって発表できて、本当にスッキリと気持ちが楽になっているのです。そんぐらい周りの理解って必要なんだなと。

そして、つわりも収まった今、最大のどうしようが2つ襲いかかっています。

一つ目は保育園です。


全文はいつもの連載で
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http://webheibon.jp/kodomo/2016/08/post-4.html


これからブログで日々妊娠生活を綴っていければと思います。

これからもどうぞよろしくお願い致します。