犬山紙子 公式ブログ

イラストエッセイスト、愛犬家、愛酒家。トホホな生態を持つ美女たちを描いた「負け美女」でデビュー。只今SPA!やananなどで連載中。スッキリ!やみんなのニュースなどコメンテーターとしても出演中

後半、更新されました〜!

遠距離ながらも、妊娠中に彼から激しい束縛と監視を受けたMちゃん。つわり中でもおかまいなしに、長時間のフェイスタイムを強要され、それは眠っている間も続く。
女友達とランチに行くことだって許されない、どこかに出かけたり人と会ったりすると怒られる。着信に出られないと「携帯を常に持っていろ」と罵声を浴びせられる......。

別れたいと思うも、お腹の子どもは10週。中絶するにしてもギリギリである。


堕ろさないで耐えてくれ。でも外出はコンビニ以外ダメだ

「何度も『堕ろす』ことも話し合った。でも向こうは『絶対にそれはやめてくれ。俺はこっちで上京資金をためるから、お前はそっちでがんばって耐えててほしい』って。『外には出てもいいの?』って聞いたら、コンビニくらいなら行ってもいいって。友人の結婚式も、式だけならいいけど、パーティーは男がいるからダメ。同じ理由で、ホームパーティーも出ちゃダメって......」

別れたいと思っているこの時点ですら、本来Mちゃんが持っているはずの当たり前の自由を、彼に全部確かめている。
何が「コンビニくらいなら行ってもいい」だ、お前は何の権利があってそんなことを言うのだ。

そして、Mちゃんは束縛というか、少し洗脳されてしまっていたのかもしれない。
どんなに理不尽なことだって「こういうことをすると彼に怒られる」という嫌な体験が繰り返されれば、それを避けるように動いてしまうだろう。
遠距離ですらこういった洗脳はできてしまうのかと思うととても恐ろしい。


「で、部屋にずっとひとりでいて。天井を見てたら、この子も生まれてきて、ずっと部屋から出られない生活になっちゃうのかなって。この子も父親の姿を見て同じようにモラハラをする人になっちゃうのかなって。それで、とにかくこの男との連鎖を断ち切らないといけないと思った。産んでも産まなくても、この男から離れないといけないと思った」

束縛されて疲れきって、もう別れる力すら湧いてこないと思う。そんな中でMちゃんは、自分の置かれている状況がおかしいと気づき、力を振り絞って踏ん張ったのだ。

それでも不安が拭い去れないMちゃんは2人の友人に相談した。そのうちのひとりは同じようにシングルマザーだったそうだ。

続きはこちらから

http://webheibon.jp/kodomo/2016/05/2m409.html


どーでもいい近況

⇧最近相変わらず絵ばっかり描いています。

明日のお昼お時間ある方はいらっしゃいますでしょーか!
WOMAN EXPO TOKYO 2016
@東京ミッドタウン ホール&カンファレンス
に出演しまーす!

女子のイタい行動から、私もやってしまったイタいこと、本当の痛みまでトークします!


5月21日(土)12:40~13:25
ロキソニンS presents
「女性活躍のカゲで急増中!?犬山紙子さんに学ぶ
"イタい女子"にならないためのプレミアムな処世術」

*トークショーの参加は無料ですが、事前登録制となっております。
詳しくはこちらから


きてねー!!!

くるワヌよーっ

 
Mちゃんは、動物好きでアクティブ、いつも笑顔がたえない。一緒にしょうもない話をしては笑いながら、よく床を転げまわったりしたっけ。
辛いことがあっても、人前では笑い飛ばして話す強さを持っていて、思わず相談とかしたくなるタイプ。彼女に話を聞いてもらったらスッとできそうだな、そんな風に思ってしまう女性だ。

そんな彼女からある日、「パートナーと別れ、シングルマザーになる決心をした」というメールが来た。
実はMちゃん、パートナーから精神的なDVを受けていたという......。
そんな男とは絶対一緒にいちゃダメだ、いてほしくない。そう思うから、その決意はすごく応援したいと思った。

でも、もし妊娠中に、パートナーがひどい人間だとわかったら......。

別れたほうがいい、絶対いい。
客観的にはそう思う。

でもでも、自分がそうだったら、とてつもない葛藤が生まれるのではないだろうか。

「子どもには父親がいたほうがいいものなのか」
「いや、ひどい人間が子どもの側にいるほうがダメだろう」
「でも子どもにはいい父親でいるかもしれない、または変わるかもしれない。自分さえ我慢すればいい......?」
「人間、そんな都合よく変わらないだろう」
「金銭面はどうしよう。収入は単純に考えて半分になる」
「たくさんのシングルマザーの人が立派に子どもを育てているんだ」
「自分の人生はどうなるのだろう」

私が想像してる何十倍、何百倍もの迷いが襲うんじゃないだろうか。

Mちゃんはどんな気持ちだったのだろう。
どんな風に決意したのだろう。
「もし聞いていいのなら、気持ちを聞きたい」と連絡をすると快くOKしてくれた。


最初の印象は優しくまとも。結婚願望の強い男だった

「相手は5つ年下で、最初の頃は、すごく優しかったんだよね。知り合ってすぐ付き合いだしたんだけど、食事でもなんでも、女には支払いはさせちゃいけない、みたいなタイプ。海に行ったら自分のパーカーを座る前にしいてくれるような人で。結婚願望もすごく強いんだけど、『結婚しても、忙しかったらご飯は外食でも買ってきたものでもいい、できることをやってもらえばいいからね。朝も大変だったらお弁当なんて作らなくてもいいし、ゆっくり寝てていいんだよ。洗濯も炊事もできるし僕がやるよ』とか言ってくれて」

この時点で、彼が精神的DVを振るう男だとはなかなかわからないと思う。付き合いたての甘い期間だったらなおさらだ。
外野は話だけ聞いて、「いや、すでに女は家にいろというのがうっすら透けて見えてるよ」とか言うかもしれないけど、当人にとっては「家事は分担しよう」と言ってくれてるし、「思い過ごしかな?」と気づけないだろう。きっとその他にも、彼女を安心させたりうっとりさせたりするような言葉をたくさん吐いているはずだ。
精神的DVを受けている人に対して、「そもそもなぜ、そんな男にひっかかったのか」というひどい非難をする人もいるが(そういう被害者を責める人が私は大嫌いだ)、きっとこうやって最初は優しく甘く接してくるのだろう。こんなの、見抜けるほうが少ない。

「子どもは最初の頃から欲しいって言ってて。子どもができたら釣りを教えたいとか、キャンプに行きたいとか、色々話してくれたの。私も自分の年齢があるから最初から結婚を視野にいれていたし、結婚するなら子どもができてもいいと思っていた」

付き合いだして「結婚したい」「子どもが欲しい」という意思が同じだとわかったときというのは、急に未来が開けたような気持ちになるものだと思う。2人で並んで「将来、子どもとこんな風に遊ぼう、こんな家庭にしよう」と話をする時間は、どんなに甘く愛おしい時間だろう。私も夫に「50歳、60歳になっても、2人の友達がうちに来てくれて、みんなで酒を飲んだりゲームをいっぱいやりたい。柴犬もいたらいいね」という将来の夢を話すとき、幸せのなんとかホルモンがドッバドバ出ている。


嫉妬、束縛の始まり。
寝ているときもフェイスタイムで寝ている様子を相手に見せなければいけない

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今回も自分を見直せる、ありがたい取材でした。

人の意見を聞くと、自分の今がなぜこうなのか、深く考えられるものですね。



お花の季節ですねぇ。
コロッケも嬉しそう。




武井壮さんと顔交換した時の写真

りりしいワシ

みなさん、ゴールデンウイーク後半戦、良いお時間を〜〜

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