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4月で独立から10年。

21歳、所持金4万円で、料理経験も社会経験もなんの後ろ盾もなく料理研究家になることを決意して営業をスタートしてから10年も経ったことになります。

現在パートタイム契約を含むスタッフが8名と外部スタッフがいます。

俺は料理研究家になる!就職はしない!って公言した時は友人、家族から多くの心配の声をいただきましたが、挑戦してよかったなぁと心から思います。


今はフリーランスになりやすい時代だと思います。

独立のハードルも大きく下がっています。

だからこそ自分もいつかはと考えている人もいるのではないでしょうか。

料理を仕事にしたい人を力づけようと思い久々にブログを書いてみました。



僕も過去に自分以外を料理研究家にするという実証実験をしています。
 
その結論から言うと、誰でも料理研究家で自分の食い扶持を稼ぐことは可能です。

実績と母数とちょっとの企画で活躍する料理研究家の仲間入りをすることができます。



実績というのは料理研究家として、プロとして、社会に認められるための材料です。

この人はこの企業や団体にプロと認められて仕事をしているんだという信用の証になります。

会社として社員を料理家としてプロデュースする時はまずここからやります。

そうすると「自分が商品」になる。つまりどこかで売れるようになる。

セルフプロデュースをする人は、どうにかタイアップ案件を獲得することです。



続いて母数です。

どれだけ売り込んだかを数値化したものです。

Twitter、Facebookのフォロワー数も母数になります。

当たり前ですが、母数が増えれば仕事も増えます。



最後にちょっとの企画です。
 
僕は人に企画をもたせます。 

「夏限定氷菓子研究家」とか「北欧料理研究家」とか「おふくろ料理」とか「 ついでにビューティ料理」とか何でもいいので連想しやすいけど、おっ!となる仕掛けを入れます。

自分では「しかない料理」「大盛りダイエット」などを入れました。

トライアンドエラーしながら、ウケやすい企画を探します。



実績、母数、ちょっとの企画。この3つを繰り返し成長させると、 仕事の単価も上がり、仕事の受注量も増えます。これで料理研究家という仕事の出来上がりです。人気のある人には人気のある要因があります。上記の要素に当てはめれば、その人の状態が見えてきます。

3つのポイントを大きくするだけで、事業を軌道に載せることが可能だと思います。




フードクリエイティブファクトリーでは食のコンテンツ企画・制作の仕事に携わっていただける人を募集しています。

レシピ、グルメ取材、フードコラムなどをお仕事に関わりたいという方のご応募をお待ちしています。

詳細はWEBサイトの問い合わせをご覧になっていただき、ご連絡ください。

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大刀洗町の麦畑から失礼します。


僕は齢30にして「計画」を立てることを知りました。


前回のエントリーで「ちゃのくん閉店のご連絡」を投稿しました。

飲食店を閉める経緯と、感謝、そして今後の取り組みを報告しました。

今日は後日談として、ちゃのくん失敗を通して何を見つけたかを書きます。


▶︎計画がない経営が失敗の原因だった



ちゃのくんは僕の「計画」のなさから失敗した事業でした。

経営に計画という概念がありませんでした。

FCFでは9月に営業経験者が入社し、営業部を立ち上げる予定をしていました。

同時に今後多くの社員が入ることになるから会社として必要な基盤を整えることが課題でした。

今年メディアを立ち上げ、2年後には飲食事業を立ち上げ、事業開発の仕事を受けられるようにする構想を社内でオフィシャルに決定していました。

そこに突如現れたのが「ちゃのくん運営」の仕事でした。


結論として「営業部立ち上げもちゃのくん開業もどちらもやろう」と決めました。

しかし初めてみると飲食店の立ち上げはやるべきことも多いものでした。

制作部は仕事がパンパンに詰まっており、営業部も僕がリードして立ち上げる必要がありました。

全てのことを同時にやることに無理がありました。


結果ちゃのくんは継続できないことになりました。

経営に計画がなかったことで、判断材料がないこと。

無理に仕事を詰めることでカバーしましたが、結果には限界があり、継続不可となりました。



▶︎魅力的な案件に飛びつく前にするべきこと


計画がないまま経営することは、地図もなく知らない外国を歩くようなものです。

アドベンチャーとしては楽しいかもしれません。

実際、毎日がアドベンチャーで、日々成長していくのは面白いものでした。

しかしFCFも所帯あるスタッフが5名です。

毎日をアドベンチャーに生きていてはいけない会社になりました。


僕がちゃのくんを通して学んだことは、計画を立てる習慣を作ることでした。

今ならば会社全体の計画を持ち、営業部立ち上げの計画を持っている上で新規事業の計画を立てて、実現可能性とアイデアを考えて検討することでしょう。

「今は企業として、新規事業に分散すべきでない」と結論付けるのが妥当と考えます。


▶︎計画が苦手な人は、計画を立てる練習をしよう

小学生の時は「夏休みの計画」を立てましょう、って習いませんでしたか?

僕は計画を立てることが苦手でした。

大人になっても引っ張ってはいけません。

今までコテンパンに失敗してきた新規事業には「計画のなさ」が原因にありました。

当時はそこまで考えていませんでしたが、ちゃのくんを通してこの大切なことに気づくことができました。



私は計画を立てるのが苦手だなぁ、と思っている方がいたら

1日の計画を立てるところからやってみてもいいです。

僕も緻密に計画を立てるトレーニングをしています。

やっているうちに上手くなってます。

期間をどんどん伸ばしていけばいい。

いずれ3年、5年を計画できるようになったら

今よりもっと大きな事を軽やかに成し遂げられるようになることでしょう。



このまま大事なことに気づかないまま「無計画おじさん」にならずに済んだことは本当にちゃのくんにチャレンジしてよかったと思っています。

これからはチャレンジするときは「計画」を武器にできるくらい、立派な計画おじさんになります。

僕の失敗体験が誰かの役に立ちましたら幸いです。 


ご清聴ありがとうございました。 

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《ちゃのくん閉店のご報告》
事後報告となり誠に申し上げにくいのですが、ちゃのくんは12月で閉店となりました。
唐突に閉店となった経緯と、感謝を伝えたく投稿いたしました。

ー閉店の経緯ー
9月に貸主と条件付きの運営委託の契約をしました。契約日から6ヶ月で規定の売上に達することが条件に含まれており、契約期間内でもどちらか一方が苦しい時は事業を止めるという約束をしていました。

準備に2ヶ月、営業開始から2ヶ月が経った12月の終わりに委託者との面談で、残り2ヶ月で規定の売上に達する策と計画が用意できないことを伝えました。委託者からはこのまま手が打てないのであれば止めたいと要望を伝えられ、閉店することとなりました。

来れなかった方、応援いただいた方のためにも1月を運営したい想いと社内の意向はありましたが、フードクリエイティブファクトリーとしてはパートナーである建物所有者の方が、スムーズに次の借主に物件を渡せるように関わることを優先して、12月をもって閉店としました。

閉店の経緯は以上です。

不本意なタイミングでの閉店となりましたが、お店に来ていただいた方、応援いただいた方にお礼を伝えたく思います。ありがとうございます。

ー今後ー
現在お取引先、関係者の方へ閉店の連絡を終え、SNSでの告知後は食べログなどのグルメサイトへ閉店の連絡、SNSは1月末で閉鎖します。

フードクリエイティブファクトリーは飲食事業は1月末で終了し、食のコンテンツ企画制作に注力していきます。

体験できる店舗はなくなってしまいましたが、「大切な人と過ごす時間をもっと楽しく過ごしていただくための食の提案、発信」は一層素敵な提案ができるよう努めてまいりますので今後とも何卒お付き合いのほどよろしくお願い致します。

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