春の陽射しを浴びて気持ちい〜風に吹かれていると、自分には悩みなんて何もないんじゃないかって思う。
こんな日にチャリンコでも漕いだら気持ちいいべなあって。

まあそれもひと時のことで、気がつくとあ〜あれもあるこれもあるって色んな問題が鬼ごっこみたいに僕を追いかけて来て「はい、タッチ」って。すぐ捕まっちゃうんだ。

花屋に並んだお花に「わ〜綺麗」なんて感じる余裕もあればいいんだけどなかなかそうもいかなくて。まだまだ道のりは遠そうだ。だいたい僕は花の名前だってろくに知らない。これまでの人生何してたんだって自分を叱りたくなるけどじゃあ花の名前を勉強しようって気が起きるわけでもない。

僕がなぜこんな意味もないことをブログに書いているかというと、このあいだ日常のことをツイッターに書いたときに「とてもたいせつ、という栞を挟みたくなる言葉」というコメントをくれた人がいて、そのことがやけに僕を喜ばせているのだ。日常って喜んでもらえるんだね。

部屋の窓を全部開けてみる。
夏の気だるさを絶妙に孕んだ初夏の匂いが風に乗ってやってくる。季節は毎年必ず訪れるものなんだってわかってからは四季を貪るように見ることはやめた。そしたら生きるのが少しだけ楽になった。

冷蔵庫には昨日の夜に北海道の幼馴染から送られてきた生活の食材がぎゅーぎゅーに詰まってる。
僕らは結局のところ目の前の問題を少しずつ解決していくしかないんだと思う。少しずつ少しずつ。でも前に進んでるよ、きっと。


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明日も頑張ろう。


止まっていた青春の続きみたいな時間だった。

郷愁のような、
思い出すだけで胸がヒリヒリしてくる大切な時間。

それは加藤拓也の人生に関わった瞬間に始まった。おそらく彼はこのヒリヒリする時間をずーっと生きていて、そこに僕らが参加したんだ。だから突然始まった、ヒリヒリする時間が。

最初は戸惑った。あまりの演劇への純粋な追求、突然始まる怒涛の会話劇の稽古。作・演出の加藤拓也の中にあるビジョンを理解するのに必死でこの戯曲のテーマなど二の次、とにかく芝居、芝居、芝居。シーンごとの細かなディテール、穴が空くほどの台本とのにらめっこが始まった。そして夜になると座組で酒を飲んで話した。当然みたいに。加藤拓也の時間軸に突っ込んだんだ。全く違う世界が突然現れた。下町の稽古場で、50年営業してる中華屋で、線路沿いの大衆居酒屋で、時間の許す限り色んな話をした。その度にこの舞台のチラシを壁に貼ってもらった。多分、まだあるんだろうな。

加藤拓也の中には誰も立ち入らせない圧倒的な孤独があって、強い反骨心が彼を人には真似できない表現へと走らせていた。狂気的とも言える純粋さで最短ルートを突き進む男だった。草が生い茂る道なら「切ればいいじゃん」と当たり前のように言い放つ男だった。

だから僕は彼を信じることに決めた。
結果、信じて良かったと思った。
セイヤという人間の魅力は全て彼の演出です。

劇場の赤レンガ倉庫、
これまでの人生で擦り切れないでいてくれた心の清浄な部分を丸ごと形にしたような美しい劇場だった。花は咲き乱れ新緑は輝き海は心地よい風を運んでいた。
この劇場に入ってやっと、この台本のテーマについてしっかり考えた。というか考えなくては本番を迎えられないところまできた。

僕らの「好き」は届いたかな。
「好き」という約束は、幸せな時間と苦しい時間を一緒に連れてくる。結局のところ「好き」がどれほど人生を豊かにするんだろうって、感じてくれたかな。

燃え尽きたぜ。
真っ白な灰になった。

自己満だと言われても構わない、
劇場の熱の盛り上がり方は僕自身が肌で感じていたのだから。観に来てくれた人はわかってくれますよね。

『まゆをひそめて、僕を笑って』
終演致しました。
ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。僕らは、何かに導かれて、横浜赤レンガ倉庫に集まりました。皆様の拍手と座組の笑顔が何よりの証拠であり、僕の誇りです。この記憶は大きな"自信"となって僕の心の中に在り続けるでしょう。多分、一生。

あーー!!!本当にありがとう!!
これからも「好き」を叫び続けます!!


さようならジュリア

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