進路に悩む学生の方からどこの学校、学科に進めばプロップスタイリストになれますかと最近たくさん質問を頂くのですが、私もわかりません!😂
ごめん!😂


 
 

まず、大前提として恐ろしい話をします(笑)
 
私みたいなセット作る系のプロップスタイリスト(化粧品やアクセサリー、フードなどの物撮り専門のプロップスタイリストさんもいる)として生きていくにはお金が尋常じゃないぐらいかかります!(笑)

作業する広い場所、大量の美術小道具を保管する場所、人件費、あと最初の方はブックつくるための作品撮りにかかる費用(恐ろしい額使った…震える…)、その他にも色々。



ちなみにこれらはプロップスタイリストになりたい!と思って最初の方に自費でやった作品たちです。

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これらの環境が整って初めて「プロップスタイリストです!」と自信を持って名乗れるようになると思います。

私は台東区の創業支援施設、台東デザイナーズビレッジに2年前にアトリエを構えられてようやく仕事を軌道に乗せられることができました。デザビレ様様です。
それまでただの売れない貧乏自称プロップスタイリストです(笑)


ちまちまやるような職種じゃないです。とにかくスケールが大きいと覚悟してください!!
それを認識しておかないとすぐ挫折するというか、一緒にお仕事したい!と素敵な方々に思ってもらえるようなプロップスタイリストにはなれないと思います。

私はここにくるまで数回死にました(笑)







と、いうわけでそれをまず知ってもらった上で本題に戻りますが、学校はどこに行けばいいですかという質問についてですが、学校は関係ないんじゃないかな!と思います。



器用だったり、人とは違う類いまれな才能があったりするほうが絶対に得ですが、そんなもん生まれつきの遺伝の問題で学校で技術学んでどうこうなることじゃないので。


かくいう私もド不器用です。
絡まった紐などほどけません(笑)
根性でほどきますが、時間めっちゃかかる。。。


ただ、そんなわたしでもプロップスタイリストとしてやっていけてるのは、センスだけは日々の努力で磨くことができると信じて毎日たくさん勉強して、たくさんのセットや作品を産み出してるからです。



作る作る作る調べる見る研究する真似する人に見てもらう作る作る作る失敗する泣く悔しがる学ぶ燃える作る作る作る
の繰り返しでセンスは磨くことができると思います。
経験が宝です。



学校で授業を受けてる時間というより、放課後や空いてる時間に何をするかが一番大事だと思います。
授業は授業で自分が楽しいな好きだなと思えるものをしっかり受けて、それ以外の時間にとにかく作品を作るなり近しい業界のバイトをしたり、自分なりにこれは必要だなと思うことを手当たり次第チャレンジしてみて全力で取り組んでください。


中途半端という言葉が一番嫌いで、何事も本気でやるのがポイントだと思います。
ネガティブになる時も辞めないで継続することが大事な時もあるし、自分には向いてないと気づいたらスパッと辞める場合もいろあると思います。
なにせ、やってみないとわからへん。




学校は教えてもらえるのが当たり前の場ですが、仕事の現場は見て真似して自分で学んでくださいの世界です。師弟関係であっても、ここは学校ではないので「教えてください」という受動的なスタンスは間違ってると思います。
わたしは基本的にアシスタントにわざわざ教えたりしません(笑)
怒り方も決していい怒りかたではないと思いますが(笑)、「自分で考えて解決してね」のスタンスで、かなり冷たいです(笑)
人に教えられて言われたことそのままやるなんかより、自分で気づいて考えることを繰り返さないと身に付かないと思ってるからです。




そんな感じなので、学校と仕事は全く別物です。
学生でいられるうちは存分に学生生活を楽しんでください。プロップスタイリストになりたいから学校でこれを学んどかなきゃいけないとか特に無いです。
好きな授業を専攻をした時にこれから先長く付き合える趣味の合う仲間ができたりそういう人間関係をつくることに意味を見いだしてください。
そして放課後や空いた時間は自分が必要だなと思うことをどんどんやってみてください。
自分がどういうプロップスタイリストになりたいのかよく考えることが大事だと思います。
今の所プロップスタイリストの定義があやふやなので。
大物の造形物を作れるようになっといた方がいいのか 、絵が描けるようになっておいた方がいいのか、イラレやフォトショが使えるようになっといた方がいいのか、運転免許が必要なのか
自分で考えてみてください。
 



というわけで、どうやったらプロップスタイリストになれますか?という質問に対しては、私も自分で試行錯誤してここまできたので、正解は無いのが現状です。


 
それぞれの道の切り開き方でプロップスタイリストになってみてください🔥✨