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僕の「プロスケーター」という職業は日本国内ではあまり成立しないお仕事なので海外からの依頼がメインとなっていました。言い換えれば、世界中を旅したり長期滞在できるのがこの職業の魅力のひとつなのかもしれません。

おかげさまで世界各地でさまざまな経験をさせていただいております。
美しい景色を見る、新しい空気を吸う、素晴らしい人たちに出会う、時々心細い体験をする、改めてまた少し日本が好きなる。これら経験の全てがインラインスケートのくれた「ギフト」です。

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この仕事をしていると、2週間を超える遠征も多々あります。

スイスからモロッコまでを往復しながらスケート施設を訪問するツアーに参加したり、

"シルク・ド・ソレイユ"のお仕事では、カナダ・モントレオールにある本社に2週間滞在し、新演目を作りました。

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ハーフパイプショーのお仕事で6週間インドに滞在したり、映画のお仕事ではドイツに7週間滞在しました。

場所(国)や滞在期間は仕事のご依頼によって異なります。そこで経験することは予め予定できないことばかり。だからこそ、アクシデントから生まれる素敵な人や場所との出会いがあるわけです。

ところで、1週間の滞在を超えると各地で「習慣」が身につきはじめます。
外の景色に慣れた頃には散歩やランニングを始めるので、使う道が決まり行くお店が出てきて、そこで毎日顔をお合わす人と会話を交わす、…という具合いで友達もできます。

それぞれの旅にはブログに書くべき思い出がありますが…(例えば、万里の長城遭難大事件・ドイツのパン屋さん・カリフォルニア一人暮らし、など。笑)、それはまた時間がある時に。。

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とにかく、世界は広い!
だれど、その広さは人によって感じ方が異なるもの。

本来なら僕にとって「世界」は、"把握することを諦めるほど果てしなく広がる関心のない場所"だったと思います…。

そんなのもったいない!、と今の僕なら思えるのです。

インラインスケートが僕に「世界の広さ」を教えてくれました。その恩返しに、人それぞれの手段で世界の一部である自分自身を存分に楽しむ方法を子供たちに伝えていけたらなって思っています。

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今朝の神戸は最高の気温でした。

雲ひとつない空。涼しく吹く風と、暖かく照らす太陽。

こんな日はスケートランニング!

思いっきり地面を蹴った分だけ進む世界。決して靴では出せないスピード感。これが僕の本来の姿である。

スケーターで本当に良かった。

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新しいお洒落なジャンプ台のテスト。

「高く飛びたい!」という好奇心よりも先に着地の衝撃について考える歳になりました。。

身につけた技術は消えないけれど、きっといつかその技術についてこれない身体になる…

それまで。その日まで。この技術、世の子供たちをワクワクさせる為に使っていきたい…!

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