この日本では日々Tポイントカードによる時間搾取が行われている。

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「Tポイントカードはお持ちでしょうか?」

「(また君か。私は365日毎朝君の顔を拝めてコーヒーを買っているんだ。幾度となく同じ質問をしたところで、私はその戦略には乗らない。あーこれまで買ったコーヒー365本分のTポイント無駄にしたんだなー、なんて昨日を振り返って後悔に嘆いてたまるもんか。いい加減にして欲しいよ。そろそろ『Tポイントカードを持ってないですよカード』を作るべきなの。そしたら毎日君のお誘いを断らなくて済むの。でも作らないでしょう?もう何回めか知らないけど、何度も言うよ) 持ってないです」

ここまで13分である。

Tポイントカードはこうして私から毎日13分、年間約4000分を奪う。夜な夜なTポイントカードと楽天カードのお化けが夢に出てくるのを含めれば4000分どころではない。

このTポイントカードの「持ってますか?」「持ってないです」の掛け合いは、ツーと言えばカー、阿といえば吽、CLANNADといえば人生というように、日本中で引き起こされている。私だけの話ではない。


Tポイントカードは味方にすればポイントがたまり、敵にすれば時間を奪われる。

これを界隈では「Tポイントカードの悪夢」と呼ぶ




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